赤色 レッドカラーについて
赤色には、人類共通の共感覚があります。
心身への影響も証明されていますよね。
赤を見るとアドレナリンが出て興奮する。
血圧が上がり、脈拍数が速まり
呼吸数が増加して筋肉が緊張する。
対照的に、青色がそれら全ての反応が逆になります。
青色や緑色は、哺乳類動物が誕生してすぐ目にする色だから
安心な色で落ち着く色だと感じるそうです。
逆に赤色は、実りの色で食べるために獲得する色。
戦の血の色。だから危険を感じ緊張する。
イギリスで行われたサルでの実験では
サルは好んで青い部屋にいたそうです。
命ある物同士、本能的に平穏に暮らしたいのですよね。
赤は生きるためのサバイバルの色。
共感覚から様々な感情的、情緒的な意味が生まれてきます。
日本では、トイレの色が赤を女性の方、ブルーを男性の方に使うので
女性性が青、男性性が赤というと
ちょっと違和感がありますが
つまり、性別の色ではないということですね。
赤色は男性的なシンボルとして使います。
赤色のパワーを使うキーワード
勢いのある炎や血、生命力を維持するパワー、行動力、能動性、冒険や革命、リーダーシップ、人情
キーワードから心の状態を考えます。
バランスが取れているかを見て下さいね。
東洋のチャクラ思想では第1チャクラ:
ベースチャクラ、ルートチャクラの色で肉体、血、骨を表します。
基本思想の7つのチャクラの一番元となります。
つまり肉体です。テーマは生命を維持すること。
健全な体を保つことは怠ってはならない基本中の基本。ということですね。
例えば、レッド赤のバランスが悪いと、
いつも怒ってばかりいて、支配的では、いつしか周りに誰も居なくなります。
そんな時は、補色のグリーンを意識してみて下さい。
レッドの反対はブルーとよく言われますが
補色の関係ではありません。
補色の関係とはジッとその色を見つめた後
違う場所を見た時に
残存が残る色が補色の色になります。
カラーセラピーではバランスを取れるようにヒーリングカラーを導きます。
色は多すぎても少なすぎても、心に影響して乱れる時があります。
整えたい時はバランスを取るように、色を意識してみください。