色が現実を作る

目次

色は、自分の感情を表し、
見ている現実を作ります。

「色が現実を作るって、どういうこと?」

そう思われたかもしれません。

けれど、私たちが見ている風景には、
必ず色があります。

住む家。
食べるもの。
着る服。
乗り物。
人と会う場所。
仕事で使うもの。
手にするお金。

願いが目に見える現実として現れるとき、
そこには形があり、色があります。

水やガラスのように
透明に見えるものもありますが、
光や周りの風景を映しながら、
私たちはそこに色を感じています。

目に見えなかった思いや願いが、
この世界に形を持って現れる。

そこには、色が関わっています。

だから私は、

色が現実を作る。

そう考えています。

年齢を重ねるにつれて、
「物欲がなくなった」と感じることがあります。

私も、そう思っていました。

けれど、本当に欲しいものが
なくなったわけではありません。

欲しいものの形が変わっただけです。

物ではなく、体験が欲しい。
心地よい場所で過ごしたい。
好きな人と会いたい。
自分の仕事を形にしたい。
イベントを開きたい。
行きたい場所へ行きたい。

体験を叶えるためにも、
場所や道具、移動手段、お金など、
この世界にあるものが必要です。

願いが叶うということは、
目に見えなかった思いやエネルギーが、
目に見える現実として現れること。

そして、現れた現実には色があります。

願いを叶えるには、物質化が必要。

物質化した世界には、色がある。

そう考えると、
色はただの飾りではありません。

色は、目に見えないエネルギーと
目に見える現実をつなぐものなのです。

色は、現実を作るだけではありません。

今の自分が、
どんな現実を見ているのかも映し出します。

言葉では「大丈夫」と言えても、
色を見た瞬間の反応は、ごまかせません。

好き。
嫌い。
心地いい。
なぜか気になる。
今日は見たくない。

その一瞬の反応の中に、
今の感情や、まだ言葉になっていない本音が
表れることがあります。

色を見たときに生まれる反応は、
その時々で変わります。

昨日は好きだった色が、
今日は重たく感じることもある。

いつも避けていた色に、
急に惹かれることもあります。

色が変わったのではありません。

今の自分の感情や、
見ている現実が変わったのです。

だから色は、
過去の自分を決めつけるものではなく、

「今の私」を知るためのツールなのです。

同じ赤を見ても、
情熱を感じる人もいれば、
怒りや怖さを感じる人もいます。

青に安心する人もいれば、
孤独や冷たさを感じる人もいます。

色の見え方や感じ方は、
そのときの環境や光、体調、感情、
これまでの経験によっても変わります。

色には、一般的に語られている意味があります。

けれど、その意味が
すべての人に同じように当てはまるわけではありません。

大切なのは、

「この色には、どんな意味があるのか」

という正解を探すことではなく、

「今の私は、この色を見て何を感じているのか」

と、自分に聞いてあげることです。

私たちは、同じ世界を見ているようで、
それぞれ違う色の世界を見ています。

今の自分が持っている感情やエネルギーによって、
目に入るもの、気になるもの、選ぶものが変わるからです。

そう考えると、私たちは
自分の内側にある色を通して、
現実を見ているとも言えるのです。

自分の感情や思考、本音は、
言葉にしなくても外側へ表れます。

表情。
声の調子。
姿勢。
選ぶ言葉。
身につけるもの。
その場にいるときの空気。

それらが、その人の印象や雰囲気を作ります。

私は、それも
「その人が放っている色」だと考えています。

自分が放つ色が変われば、
選ぶものが変わります。

選ぶ人が変わり、
向かう場所が変わり、
受け取れる言葉やご縁も変わっていきます。

同じようなエネルギーを持つものを
引き寄せることもあれば、

自分に足りないものを補うために、
自分とは違う色に惹かれることもあります。

どちらが正しいということではありません。

今の自分が何を放ち、
何を必要としているのかによって、
引き寄せる色も現実も変わります。

色が感情を映し、
感情が選択を変え、
選択が行動を変える。

そして、その行動が現実を動かしていく。

色は、現実と切り離されたものではありません。

色は、現実を作るエネルギーの一つなのです。

色は感情とリンクして、
今の自分の状態を表してくれます。

だからこそ、
色も感情も「純度」が大切です。

感情の純度を上げるとは、
きれいな感情だけを選ぶことではありません。

怒り。
嫉妬。
悲しみ。
寂しさ。
悔しさ。
誰かに勝ちたい気持ち。
自分だけを優先したい気持ち。

どんな感情も、
悪いものにせず、そのまま感じることです。

感情には善悪がありません。

けれど私たちは、
自分にとって都合の悪い感情を
「感じてはいけないもの」として
心の奥へ押し込めてしまいます。

怒ってはいけない。
嫌ってはいけない。
自分を優先してはいけない。
こんなことを望んではいけない。

そうやって感情を重ねていくと、
一つひとつの色が混ざり合い、
自分が本当は何を感じているのか
わからなくなっていきます。

それが、色が濁った状態です。

深みのある色とは違います。

いくつもの感情が絡み合い、
もとの色がわからなくなっている状態です。

私は、絡み合った感情によって
本音が見えなくなっている状態を、

「心のブラックホール」

と呼んでいます。

黒は、悪い色ではありません。

黒の奥には、
言えなかった言葉や、
押し込めてきた感情、
諦めた望みが隠れています。

だから、黒を無理に消したり、
明るい色に変えたりする必要はありません。

今ある感情を一つずつ見つけ、

「私は、そう感じていたんだ」

と受け取っていく。

感情をなかったことにせず、
そのまま感じられるようになると、
絡み合っていた色が少しずつほどけていきます。

そして、その奥から
純度の高い本音が現れます。

本音とは、
誰かを傷つけるためのものではありません。

自分が本当はどうしたいのか。
何を選びたいのか。
どんな人生を生きたいのか。

自分の人生を、自分に返していくための
大切なエネルギーです。

色と向き合うことは、
本来、とても単純です。

色を見たとき、私たちは瞬時に反応します。

心地いい。
心地よくない。
好き。
嫌い。
惹かれる。
避けたい。

そこに、難しい分析は必要ありません。

「私は、今どう感じた?」

最初は、それだけでいいのです。

けれど私たちは、
家族や仲間、社会の中で生きています。

人と関わる中で、
相手の正しさや期待を優先し、
自分の感覚を後回しにすることがあります。

本当は嫌なのに、笑って受け入れる。
休みたいのに、頑張り続ける。
やってみたいのに、反対されて諦める。

そうして自分の本音から離れるほど、
単純だったはずの選択が
複雑になっていきます。

だから私は、色を使います。

色は、余計な思考を越えて、
今の感情へ戻る入口になるからです。

色を選ぶことに、
正解も不正解もありません。

誰かに似合うと言われた色ではなく、
今日の自分が心から惹かれる色を選ぶ。

それは小さなことに見えて、
自分の感覚を信頼する練習になります。

「私は、これが好き」

「今日は、これは選びたくない」

「今は、この色が必要」

その小さな選択を重ねることで、
他人の正しさではなく、
自分の感覚で人生を選べるようになります。

自分の色を選ぶことは、
自分の人生を選ぶことと同じです。

選ぶ色が変われば、
感じることが変わる。

感じることが変われば、
放つエネルギーが変わる。

放つエネルギーが変われば、
選択や行動、人との関わり方が変わる。

そして、現実が変わり始めます。

だから私は、

色が現実を作る。

そう伝えています。

緑色といえば、
自然、森林、公園、植物、葉っぱ。

一般的には、
癒しや調和、バランスを連想しやすい色です。

カラーセラピーやチャクラの考え方では、
緑はハートと結びつき、
自分を愛することや、人とのつながり、
受容や調和を表す色とも言われています。

けれど、私は緑を
誰にとっても「癒しの色」だとは決めつけません。

緑を見て、ほっとする人もいます。

退屈や停滞を感じる人もいます。

周りに合わせすぎているような
窮屈さを感じる人もいるでしょう。

大切なのは、
緑の一般的な意味ではなく、

今のあなたが緑を見て、
何を感じたかです。

緑が心地よく感じるなら、
頑張り続けてきた自分を
休ませたいのかもしれません。

緑に違和感があるなら、
周りとの調和を優先するあまり、
自分の本音を抑えているのかもしれません。

何か新しいことを始めるときには、
大きなエネルギーが動きます。

前へ進みたい気持ちと、
失敗したくない気持ち。

やってみたい気持ちと、
今のままでいたい気持ち。

両方のエネルギーが
同時に現れることもあります。

そんなとき、緑が心地よく感じるなら、
一日の終わりに緑を眺めたり、
身近に取り入れたりしながら、
自分の中心へ戻る時間を作ってみてください。

そして、自分に聞いてみてください。

「今、何と何の間でバランスを取ろうとしている?」

「誰かのために、自分を後回しにしていない?」

「本当は休みたい? それとも、もう動きたい?」

答えを急いで出す必要はありません。

緑を見ながら、
今の体や心に起きている反応を
そのまま感じてみてください。

緑の波長

緑色は、心の調和やバランスを取るときに
とても癒され助けてくれると感じます。

実際に人間にとっての可視光線で見てみても
緑色はちょうど波長の長さも
緑(490-550 nm)
ほぼ、だいたい真ん中に位置するのですよね。

「色」は可視光線の中で
波長の長さによって変化しますが

黄緑〜明るい緑色の波長は
光源の明暗に関わらず見えやすい色だそうですよ。

つまり「緑」は波長のエネルギー的にも
目に優しくて
目の疲れにも癒しの効果がありそう!
というのが
わかりますよね^^

もし今、

自分の望みがわからない。
人に合わせることに疲れた。
同じ感情を何度も繰り返している。
このままの人生では終わりたくない。

そんな感覚があるなら、
まずは気になる色から
今の自分を見つめてみてください。

色は、あなたを決めつけるものではありません。

今の感情に気づき、
心の奥に沈んだ本音を見つけ、
現実を動かすための入口です。

色を選ぶ。
感情に気づく。
本音を受け取る。
自分の人生を、自分で選ぶ。

あなたが見ている色の中には、
まだ言葉になっていない
「本当の私」からのメッセージがあります。

そして、その色から始まった小さな選択が、
これから見ていく現実を作っていくのです。


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